正しいクレドは、挑戦したくなり、挑戦を求められるものである
クレドを正しく作り、正しく運用ができると、クレドが私たち一人ひとりに対して挑戦することを求めてくるようになります。
この感覚、おわかりになりますでしょうか?
クレドは、「クレドカード」という一枚の紙に過ぎませんが、つくり方と運用の仕方次第で、その一枚の紙が、私たちの日々の思考や行動に、大きな影響を与える存在になります。
自分自身が、クレドに挑戦したくなり、そしてクレドが私たちに挑戦を求めるようになるのです。
つまり、クレドカードには、まるで血が通っているかのような状態になるということです。
そしてクレドは、年々育ってきます。いや、日々育っていきます。これは、経営理念や企業理念とは大きく異る部分です。
クレドの導入に失敗する企業は、血を通わせることをおろそかにし、育てる努力を怠ってしまうことで、必然的に失敗するのです。
クレドを育てる?
おそらく、そんなことをほとんどの人が考えたことも無いのではないでしょうか。
育てるためのテクニック自体は私自身たくさん持っていまして、それらは弊社のクライアント企業にもすべて公開していますので出し惜しみするようなことは一切ないのですが、そのテクニックを使いこなすためには、クレド経営の本質をしっかり理解する必要があります。
本質を理解する前に、テクニックだけを活用しようとすれば、失敗に一直線。
クレドカードは、しっかりと正しく育てていけば、組織を改善する協力なサポーターになってくれますが、育て方を間違えれば、組織に悪影響を与える存在になる可能性もあります。
しっかりと本質を学んでいきましょう。
従業員満足度研究所 藤原清道