クレド経営を成功させるために考えておくこと
クレドを、自社にも導入したいと思ったら、まず考えていただきたいことがあります。
それは、
「クレドは手段なのか、それとも目的なのか」ということと、
「従業員満足度は手段なのか、それとも目的なのか」ということ。
Great Place to Work Institute Japan(働きがいある会社研究所) が毎年発表する「働きがいのある会社ランキング」である年に一位になった企業の社長が、以下のような言葉を公式の場で発しています。
『経営トップが、働きがいのある会社づくりに力を入れる理由は、業績向上のためである』
この発言、みなさんはどうお感じになるでしょうか?
確かにそのとおりだと思われるでしょうか?
それとも、違和感を覚えるでしょうか?
手段と目的を間違えると、何をやってもうまくいきません
・クレドは手段なのか、それとも目的なのか
・従業員満足度は手段なのか、それとも目的なのか
この二つが曖昧のまま、またこの認識が間違った状態のまま、ただクレドカードをつくって全従業員に配布しても、うまくいかないだけならまだしも、組織改善するつもりが組織の状態が悪化してしまう可能性もあるという現実を、今日はみなさんにお伝えしておきたいと思います
クレドを導入して運用することは、さほど難しいことではありませんが、安易に導入すれば痛い目を見る可能性は高いので本当に注意が必要です。
従業員満足度研究所 藤原清道