D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)とクレド|変化と多様性への対応方法

正解のない時代だからこそクレド経営を。

絶対的な正解がない時代と言われて久しい現代。

また、ダイバーシティ&インクルージョンという言葉が広く使われるようになり、様々な価値観を受け入れ、お互いの違いを認め合いながら仕事をしていくということが、多くの業界、多くの会社であたり前になりつつあります。

正解(と誰もが信じるもの) があった(と思われていた)時代であれば、誰が経営者や上司であっても、目指す方向で迷う人はあまりでませんでしたので、さほど大きな問題にはなりませんでした。

しかし、現代のように正解がない時代では、組織を率いるリーダーの考え方や能力次第で、その組織や従業員の未来は大きくプラスに振れることもあればマイナスに振れることもあるわけです。

そうした正解のない時代に、組織や仲間たちを希望あふれる未来に引っ張っていくために、力を発揮してくれるのが「クレド」だと私は考えています

以前にお伝えした、コンプライアンスの強化にもクレドは大きな力を発揮してくれますが、それだけがクレドがもたらしてくれるメリットではありません。

人間の本質、経営の本質はいつの時代も変わらない

クレドが、私たちが経営する会社やチームにもたらしてくれるメリットは多岐にわたります。

自社の価値観をオープンにして、その価値観に共感する人たちを集め、自社が目指す未来像に向かって共感する人たちと一緒に歩んでいくためにも、普遍的な価値観を指し示すクレドが、私たちに安心感を与えてくれるのです。

変化が激しく、不確実性が高いと言われる現代。
しかし、本質的なものや普遍的なものは、そうした時代の中でもあまり変わりません。

それは、正しくクレドをつくり、正しいクレドの運用をしている企業の方であればもうお分かりのとおりです。

変化が激しいのはあくまでも表層的な部分です

それに惑わされて右往左往する人や会社はいると思いますが、正しいクレドがあれば、そのような世の中の変化にも冷静に対処することができます。