クレドをどのように会社経営に活用していくのか?
クレドを事業経営、会社経営の中心に据える経営を、私は「クレド経営」という言葉で表現しています。
経営者はもちろん、幹部社員から新入社員、パート・アルバイトまで、全従業員がクレドというツールを軸にして仕事に向き合っていく経営手法。それがクレド経営です。
今まで何度も申し上げてきたことですが、クレドはあくまでも手段です。
しかしこの手段を、効果的に使っていくことで、経営者としての優れたセンスを持っていない人や、リーダーとしてのカリスマ性がない人でも、お客様や取引先などから高い評価をいただくことができる企業を作り上げていくことができます。
もちろん、ES(従業員満足度・従業員エンゲージメント)をしっかりと高めながら。
ごく一部のカリスマ性を持った人や、優れた経営センスを持ち合わせた人であれば、クレドというツールに頼らずとも、ESも高めていくことができるでしょうし、お客様や取引先を満足させながら業績を向上させていくことができるでしょう。
ですので、この手段は、すべての企業、すべての組織に必須なものだとは思っていません。
しかし、私のように、優れた経営センスを持っているわけではなく、誰もが認めるカリスマ性もないというような人にとっては、クレド経営が自社の成長と自分の成長に大きな支えとなってくれるはずです。
クレドを実業で使い倒しているからこそ、より実践的なアドバイスが可能
私は、クレド経営を、企業などの組織に導入から浸透・運用までを教えて支援するという仕事をしておりますが、実は専門コンサルタントではありません。
クレド経営を教えることを、主な生業にはしていません。また今後そのようにするつもりもありません。
私もあなたと同じで、一人の経営者であり、また一人の現場のリーダーです。
カリスマでもなければ、優れた経営センスを持っているわけでもないごく普通のビジネスパーソンが、業績とESが連動するような組織を作り上げることができたのは、全従業員が信頼でき安心できる文化と軸を整えることに注力してきたからです。
その手段として使い倒したのが「クレド」なのです。
私が教えるクレド経営は、エリートコンサルタントが教えるようなものとは一線を画します。
巷にあふれるエリートコンサルタントのほとんどが、コンサルティングを生業としていて、自分自身で実業の経営を行っておりません。
ですので、理路整然としたアドバイスはできても、現場のドロドロした問題に対処するには経験不足感が否めません。
結果の出るクレド経営を行いたい方、自分がカリスマ性のある経営者だとは思っていない方、そういう方に役立つ情報を、これからも提供していきますのでご期待ください。