働きやすい環境づくりだけの働き方改革では不十分
優秀な人材のモチベーションやES(従業員満足度・従業員エンゲージメント)を高めようと思ったら、働きやすい職場を作るだけでは不十分です。
むしろ、あまりに働きやすい環境が整いすぎていると、多くの人間は緩んでしまいまい、結果として「業績に連動するESの高い組織」とはかけ離れた組織になってしまう可能性もあります。
働きやすい環境をベースとして持っていながらも、より大きな成果(取引先の高い満足・お客様の高い満足)を求める社風を作ることで、従業員一人ひとりが自ら激務に飛び込み、自ら心身に高い負荷が掛かるような難しい挑戦をするようになります。
そしてその中で、もがきながら前進していくプロセスで、人間として成長し、自らのESを自ら高めていくようになります。
勘のいい方であれば、ここにESの本質があることがお分かりいただけるでしょう。
働きやすい「だけ」の組織ではダメなのです。
一人ひとりが自らの意志でに激務に飛び込み、そこから得られるものを得て、人間として成長していく。
やりがい搾取なんて次元の低いものではなく、ESが本当に高い組織では、素晴らしい人格者たちがイキイキと激務の中で生きています。
そのような組織づくりの基盤として、大きな役割を果たしてくれるのが「クレド」です。
クレドを正しくつくって、正しく運用している企業の方は、このことをよく理解されていらっしゃることと思います。
今運用中のクレドが、正しいプロセスで作られたかどうかが分かる。
正しいプロセスを経てつくったクレドがあり、正しい運用ができているクレドがあることで、個人が尊重された働きやすい環境に誰も甘んじることなく、一人ひとりが挑戦的な活動に勤しむようになります。
また、そうしたクレドがあるからこそ、厳しい言葉が飛び交っていても、それによって誰かのモチベーションが下がったり、良からぬ空気が社内を覆ってしまうこともありません。
結果として、経営者やリーダーが、一人ひとりの言動を管理する必要がなくなるのです。
それは、クレドが従業員一人ひとりに、挑戦することも求めてくるからです。
もし、すでにクレドカードがある会社で、クレドがそのような力を持っていないのだとしたら、つくり方か、浸透のさせ方か、運用の仕方のいずれかを間違ってしまった可能性があります。
大丈夫です。気づいてからやり直しても遅くはありません。
むしろ、ここから正しいやり方にシフトすれば、今までの経験もプラスになるでしょうから、良いタイミングと捉えていきましょう。
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