まずは「クレドとは何か?」を自ら考えることから始める

そもそもクレドとは何か?

そもそもクレドとはなんでしょうか?
なぜ企業経営にクレドを使う必要があるのでしょうか?

クレドとは、「信条」や「信念」という意味をもつ単語で、語源はラテン語からきていると言われている言葉です。

クレド経営を行っている先進企業として有名なところとして
・ザ・リッツ・カールトン
・ジョンソン・エンド・ジョンソン
この二社があります。

ジョンソン・エンド・ジョンソンでは、Our Credo(我が信条)という名称で1943年に策定されたものがあり、クレドの歴史としては世界で最も古いものとされています。
そこから約80年。基本のスタイルは80年変えず、しかし文言はボトムアップでどんどん変えていくという柔軟性もあわせ持ったクレドになります。

また、ザ・リッツ・カールトンでは、全従業員が肌身離さず持っていて、見せてくださいとお願いすれば、誰にでも見せてくれます。また、お願いすればクレドカードをいただけることもあります。

クレドとは何か?は、ググるだけでは分からない

クレドとは何か?という質問を、グーグル先生に投げれば、全部ネタ元は同じなんじゃないかと思うくらいに似たような答えがたくさん出てきます。
作り方についても、超薄っぺらく書かれているサイトがたくさんあります。

それでクレドをわかった気になっている人が、世の中には相当数いるんじゃないかと思いますが、正しく運用して成果に繋げている会社は残念ながら多くありません。

なぜだと思いますか?
まずは「クレドとは何か?」を自ら考えることから始めましょう。

従業員満足度研究所 藤原清道