クレドの成功と失敗は、どこで判断するのか?
当然ですがこれがわかっていなければ、せっかく導入したクレドも、成功したのか失敗したのか評価することができません。
分かりやすいのは、
「組織が改善している気がしない」
「誰もクレドを意識していない」
という状態になっているようであれば、残念ながら失敗でしょう。
しかし、そういう状態になっていても、そこからV字回復をさせて成功に導くことは可能です。
クレドの導入と浸透に成功すると、
・カリスマ経営者が不要になる(自分がいなくても成長する組織)
・進化、成長欲求が高まる
・感情的に叱る必要がなくなる
・一貫性が生まれ、戦略・戦術にブレが無くなる
・お客様から愛されるようになる
・取引先から大切にされるようになる
・安心感が醸成される(迷った時に戻る場所がある)
・議論が暴走しにくくなる
・一人一人が考えて動くようになる
このようなことがあたり前になります。
言うまでもありませんが、クレドカードを作成するだけで、このような状態になることはありません。
やるからには成功させなければ、時間も労力もお金も無駄になります。
まずは、しっかりとクレドについて考える時間をつくることから始めていくことが肝要です。
従業員満足度研究所 藤原清道