クレドで組織改善 進んでいますか?
昨今は、人事関連の仕事をしている人であれば、誰でも「クレド」という言葉を聞いたことはあると思います。
また、自社でクレドをつくったことがあるという方も、少なくないかもしれません。
一般的にクレドと聞いて、多くの方が思い出すのは、三つ折りや四つ折りになった「クレドカード」でしょう。
クレドの本質を知らない方は、あの「カード」をつくって全従業員に配布すれば、組織が変わると思っている人が少なくありません。
いや、組織が「変わる」とまでは思っていなくても、「変わるキッカケくらいにはなる」だろうと思っている人が、私が知る限りでも結構います。
「クレドとは何か?」
それが本質的に分かっていれば、クレドカードをつくるだけで、組織改善に即つながるなんてことはないことはないことは分かります。
クレドを正しく導入すれば、組織に与えるインパクトは相当大きいものになりますが、この「正しく導入」することが簡単ではないため、多くの会社で実質的に機能していない状態になり、いつの間にかフェードアウトすることになるのです。
みなさんは、「クレド」をどのように認識されていますか?
従業員満足度研究所 藤原清道