効果絶大なクレドですが、失敗している企業が多いのも事実
従業員満足度を高めるためのツールとして、そして経営理念を強化してビジョン達成に出近づけるためのツールとして、クレドを私はおすすめしていますが、これはあくまでも手段でしかありませんので、必須ではありません。
しかし、クレドをきちんと導入してきちんと運用すると、怖いぐらいに効果があります。
それは、従業員満足度を高めるだけでなく、顧客満足度も高めて、業績向上にも大きな影響を与えます。
クレドを正しくつくり、正しく導入し、正しく運用している会社の人たちは、このことをよく理解されていらっしゃることと思います。
クレドは作っただけでは機能しない
クレド経営が機能し始めると、とりわけ「CS(顧客満足度)を高めよう」とか「ES(従業員満足度・従業員エンゲージメント)を高めよう」と意識せずとも、CSもESも時間の経過とともにジワジワ高まっていきます。
しかし、ただカタチだけクレドカードをつくって、全従業員に配布して満足しているだけの会社では、このことが全くイメージできないのではないかと思います。
現在日本のビジネス界では、クレドは賛否両論です。
クレド経営で、ESと業績を連動させている企業がある一方で、全く機能していないただのお飾りになってしまっている企業もあります。
その違いはどこにあるんでしょうか?
この違いが分からなければ、慌ててクレドを導入しても、まずうまくいかないでしょう。