クレドの導入によって従業員が考えて動く|経営理念との違いの例

企業理念や経営理念と、クレドの違いがここにある

クレドは、従業員一人ひとりに考えて動くことを求めます。

決められたルールを遵守することを求めるのではなく、また上司や権力者に忖度することを求めるのではなく、クレドに書かれている文言を自分の頭で咀嚼し、自分の情熱と照らし合わせて自分の意志で行動することが求められるのです。

また、クレドは経営者や権力者の「下」にあるものではありません

会社内のルールや規則は、守らねばならないというものであっても、経営者や権力者が鶴の一声で、「今回は守らなくてもいい。例外として考えてくれ」と言えば、ルールや規則を超越したところで何かが行われることもあります。つまり、会社内にあるルールや規則は、経営者や権力者の「下」にあるということです。

クレドがあると、マイクロマネジメントは不要になる

「非理法権天」 という言葉がありますね。
正論も法律も権力にはかなわないということです。

しかし、クレドは権力の下にはありません。常に権力の上にあるのがクレドなのです。いや、上とか下とかそういう概念で位置づけられるものではないのがクレドなのです。

なぜ、クレド経営がうまくいくと、経営者がいなくても成長し続ける組織になるのか。

いかがでしょうか?
それがお分かりいただけたのではないでしょうか。

クレドがあることで、誰もが自分の情熱に従うことができるようになります
もちろん、正しい「クレド経営」である必要はありますけどね。

ただ単にカッコイイ「クレドカード」を作っても、本当のクレド経営になるわけではありませんので、そこはご注意くださいね。