
クレドを安易に定義しないこと
今まで、「クレドとはなにか?」ということに対する回答を、あえて書いてきませんでした。
なんとなくそれっぽいことをお伝えしてきましたが、明確には書きませんでした。
それは、クレドやクレドカードのことを、ただ知識として得て分かった気になることで、良くない方向に行ってしまう人を今までたくさん見てきたからです。
まずは自分で考えること。
誰かが定義したクレドを、自分の頭で咀嚼せずに理解した気にならないことが大事だと、私自身の経験と、いくつかの企業でクレド経営を支援した経験から感じているのです。
クレドとは何か?を考えることも浸透プロセスのひとつ
考えた結果、自分の脳内でハッキリとまとまらない状態でもいいと私は考えています。
それよりも、最初から自分の頭で考えることなく、誰かの答えを自分にとっての正解だと思いこんでしまうことに比べれば、まとまっていなくて良いのです。最初は。
本気でクレドをつくり、クレド経営を成功させるプロセスでは、自分なりのクレド観を持たなければなりませんからね。
私(藤原清道)の、クレドの定義を以下に記載しておきます。
ご参考までに。
クレドとは、
「ミッション(企業目的)を達成するため会社が大切にしている価値観(理念)を、従業員やお客様に届けられるように身近に置いてわかりやすくしたツール」です。